駅の階段で転びました。
大袈裟に転がり落ちたのではなく、蹴っ躓いて膝や手をついたぐらいですが。
なんせ通勤中なので人が多く、恥ずかしかったです。
しかし。
いつもやっていることなのに、なぜ今日は転んだのだろうか。
状況を振り返ってみると、まずひとつは、前を歩いている若者が、先程のバスで隣に立っていた若者だ、と気付いたこと。
バス内では混雑し顔ぐらいしか見えていなかったですが、階段では全身が見えたので、なんとなく、あぁ、細い人だったんだな、とか、その程度の観察をするために見ていた、というのがありました。
普段はどうやって階段を登っているのだろう、と思い返しますが、でも特段、足元を見ながら上がっているわけではないので、前を行く人を見ていた、という行動が、直接的に躓いた原因とは考えにくい。
履いていた靴はいつもの靴で、おろしたてということもなく、多少ゆとりのあるサイズにしていますが、それを含めて、履き慣れている靴です。靴下も同様です。
ふむ。その他に何か、普段と違う要素がないか。
すると、こじつけに近いかも知れませんが、ひとつ、要素がありました。
湿気です。
梅雨に入り、特にこの数日の湿気は容赦ないです。暑くないのに汗がダラダラでますし、家の中もベタベタです。
この湿気、または湿気に起因する汗が、パンツの内張り(?)を太ももに張り付けたのではないかと。
確かに、今でも座っていると太ももあたりは張り付いてパツッとなっていますし、それで不快感を感じているので、このパンツと太ももの“張り付き”により、足の可動域が制限され、想定よりつま先が持ち上がらなかった、という可能性があります。
そう考えると、梅雨というのは、様々な影響をもたらしますね。風が吹けば桶屋が儲かる、みたいな話ですが。
なお、年齢のせいとか、運動不足のせい、という可能性は、僕の妄想からは排除しています。