You Tubeでは、比較的ジャンルを“偏りつつ幅広く”視聴しております。
そんな中に、投資のチャンネルもいくつかあります。
株式のデイトレードとか無理なので、まぁ、やれて投資信託だろうなぁ、と思いつつ眺めています。
そんな中で、40代からの投資信託、みたいな動画があって、来年から始まる“新NISA”を活用すれば、40代でもまだまだ間に合う、とか、そんな話でした。
何を持って間に合うとするかはわかりませんけども、まぁ、ある程度の“お金持ち”になるには、ということなんだと思います。
毎年、満額投資で5年間。それで生涯投資枠を使い切るので、あとは取り崩しつつ〜みたいな話だったと思うのですが。
毎年、満額投資という360万円だったかを投資にぶちこめる人って、そもそも、そんなに焦って投資信託やる必要あるのだろうか?というのが素朴な疑問。
例えば、年収500万ぐらいの人って、税金やらなんやらを引かれると、手取りとしてはそのぐらいしか手元に残らないし、そこから生活費を差っ引くわけだから、360万を余裕資金として捻出出来る人って、そもそもからして、稼いでません?
“まだ間に合う”どころか、もう間に合っている人達じゃないですかね。
老後資金が心配とか、何かしら金銭的な不安があり投資信託をやってみよう、でもこの年齢からでも大丈夫だろうか、というのが動画のテーマだと思うのですが、年間360万を捻出できる人は、10年もかからずに数千万が貯められるわけです。
より財を成す、という意味で、そういう方々が投資をやるのは一向に構いませんが、動画の主旨である、お金が心配だけどまだ間に合う!とは、ちょっと層が違うんじゃないかと。
年360って、月に30でしょ?
生活費以外に、30でしょ?
金利のほとんどつかない、単なる貯金を継続しても、ゆとりある老後が暮らせますね。
切羽詰まって「NISAに満額突っ込め!」となる理由は、全くありませんね。
あ、いかんいかん、貧乏人の愚痴になっている。