エアコンの除湿、つまりドライ機能というのは、冷房よりも金がかかる、みたいな話を聞いたことがあります。
結局、これは半分正解、半分間違いのようで、各エアコンのドライが、どのような性質のものか、によるみたいですね。
ドライをすることにより部屋が寒くなってしまわないように、冷えないドライ機能を搭載していると、わざわざ空気を温める工程が入るので、そこで電気を消費するのだとか。つまり割高になる。
温度指定もなく、ドライもほどほど、部屋も多少冷えますよ、みたいな機能は、一番、コスパがよく、普通の冷房よりもコスパは良いそうです。
ま、結局はそれで人が満足できれば、ということになりますが、一番の勘違いは、“だからと言って電気代がかからないわけじゃない”ということですね。
春先など、エアコン無しでの生活に比べれば、どれだけコスパのよい運用をしたところで、上乗せされる電気代は発生します。月々の電気代は跳ね上がります。
安いからお得だ、とセール品を買ってしまう心理と同じで、どれだけ安くてお得でも、買わないでいた今までより、余計な出費があることに変わりはない、というやつです。
我が家の、いわゆる配偶者は、そういうトラップにはどんどんハマる人なので、都度、そのような指摘をしていますが、その度に不機嫌になるので、ここにも、形を少し変えた“コスパの悪さ”があります。