kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

妄想。

AIの発展がスゴイようですね。

 

まだまだ研究段階、発展途上の夢の技術だと思っていたのが、いまやけっこう、AIを使ったサービスというのを見かけるようになりました。

 

僕らが子どもの頃に憧れていたような、完全なアンドロイドの出現にはまだ時間がかかるかもしれませんが、着実に実現に向かっていますね。

 

印象としては、感情面、心理学的な面ではまだ人間をコピー出来ていないみたいな印象ですが、自然な会話が出来つつあり、後は手足さえくっつければ、遠目には人間らしく振る舞えるぐらいにはなっているんじゃないかと。

 

むしろ、その、手足の方も開発が難しいみたいですね。

 

今や、ネットでは四足歩行をしたり、飛んだり跳ねたりする人型ロボットの動画なんかもありますが、それでも自然の振る舞いとしては、本来のそれとは、重心バランスなどの動きが違います。

 

ロボット研究が進むほどに、人間、動物の神秘性というか、そういうものが浮き彫りになります。

 

 

さて。

 

私の職場の現場仕事は、ゆくゆくは、ロボットにとって替わられる仕事だと思っています。

 

ロボットのほうが、ミスが少なく、判断の誤りもなく、何より顧客側にもロボットが導入されれば、今あるミスやトラブル、ワガママといったものは激減するので、精度もよくなるはずです。

 

すると、我々と共に、顧客側も仕事を奪われる人が出てくるわけで、こういった人たちの食い扶持をいかに創り出していくか、も今後の課題でしょう。

 

 

今の経済の成り立ちからすると、労働が金を生み出しますので、その延長線上にロボット社会があるのなら、人からロボットへ労働力が移行するだけで、労働が金を生み出す形は変わらない。

 

家庭の経済は、大人が働くことによって潤うのであれば、その働き手が大人からロボットになる、ということで、つまり、一家に一台(?)、ロボットがいれば、その一家は食っていけることになると考えられます。

 

そうなると、問題は、その一家に一台のロボットをどのように入手するか、であり、そこには結局お金、経済力の問題があるので、つまり鶏か卵か、という話になります。

 

でも、働くのがロボットですから、そのロボットが自分のローンを返済すればよいとも言えるわけで、そうなると、まとまった金がなくとも購入できるとも考えられるし、なんなら国や金融機関が率先して貸付を行ってくれるかもしれない。

 

 

あとは、労働単価ですかね。

 

今は職業により、収入というものにバラつきがありますが、ロボットが一律で働くようになると、労働単価も変動しそうな気がします。

 

職種というより、強いて差をつけるなら、ロボットの種類により労働単価が変わるとか、そんな感じもありそうな気がします。同じロボットを買って、就く職種によって生み出すお金が違うのも、なんか違和感ですからね。

 

変わらず職種により収入が違うのだとしたら、今度は仕事の奪い合いが発生します。ロボットさえ買えば、誰でもどんな職種でもやれるわけですから、そりゃ実入りのよい仕事をさせたいですもんね。

 

 

と、今の経済にロボットを乗っけて考えると、様々な問題がまた別の部分で発生するんだろうな、と。

 

一方で、労働をロボットに一任することにより、労働が経済から切り離される、という考え方も出来ると思います。

 

もちろん、ロボットとはいえ電気などのエネルギーは必要ですから、それを用意する必要はありますが、基本的には無償で労働することが可能でしょう。

 

そうなると、ほとんどの仕事でお金は生み出されなくなるので、経済の回り方から変わってくるというか、ほとんどの人間は無職無収入、ということになります。国は歳入も歳出も縮小し、むしろ今の経済モデルは抜本的な見直しを迫られる。というより、経済社会が終焉を迎える、ということにすらなりかねないかもしれません。

 

 

とまぁ、私のような無学一個人でもここまで妄想は広がります。

 

こういうことは専門家がちゃんと考えてはいるのでしょうが、見えないだけに、不安は残ります。

 

 

ただ。

 

ロボットとは人間の長年の夢であり、それは人間の幸せのための「妄想」だったはずです。

 

だから、どういう形であれ、人間みんなが幸せになれるような、そんな使い方を考えてもらいたいものです。