久しぶりに、車を押しました。
普通車サイズのトラック…いや、最大積載量が3000だと、今は中型免許になるのかな?
まぁ、そのぐらいのサイズのトラックが、片側2車線を塞ぐ形で停まってまして。
右車線を走っていて故障が起きて、止まってしまう前に左に寄せたかったんだけど、間に合わなかった〜って感じ。一番最悪の停まりかたをしてしまったわけだ。
エンジンふかして頑張ってたから、なんだろう、嫌な匂いもしてたし、クラッチ盤でも焼けてしまったんだろうか。
先頭でそのトラックに引っかかってしまったもんだから、なんというか、これは行かねばならないのではないか、と思い、車を降りてトラックに近付いた。私の後方は既に大渋滞である。
ちょうど、助手席から人が降りてきたので、とりあえず二人で押そう、ということになった。
なんつうか、もう一人二人、手伝いにくるドライバーがいるかと思ったが、見事に誰もこなかった。ここは東京砂漠。
余談だが、スーツ、革靴で車を押したのはまさに二十歳の時以来だ。
あれは、成人式の帰りだった。
東京では珍しいドカ雪の成人式で(年齢ばれるなぁ)、幹線道路でスタックしたトラックを、私達と、後続のトラックの運ちゃんなどと、みんなで押した。
さて、今日の話に戻る。
なんとか左に寄せるぐらいまでは押したが、思った以上にキツかった。荷台の中は見えなかったが、まさか荷物満載なら助手席の人も押そうとは言わなかっただろうから、空荷だったんだとは思う。とは言え、普通の乗用車に比べれば、車重から違うようだ。
営業所に戻ってからは、腕がプルプルしてしまい、キーボードがうまく打てなかった。7桁の品番コードを入れたいのに、8桁になってしまう。
物を持つ手が震えて危ない。
でも。
ささやかだけど、少しは人助けみたいなことが出来たかな、と思う。
思ったが、少しは自分の年齢も考えないと、明日の朝の筋肉痛や炎症が怖い。