残念ながら、猫がルンバに乗る、という話ではありません。
我が家で乗りそうなのはオスのこてつ君ですが、彼はちょっと育ち過ぎましたので、乗ったらルンバさんが動けなくなります。
さて。
そんなわけで本題ですが、少し前から、ルンバさんが我が家に住んでおります。
広い家でもないし、過剰な設備だと、いわゆる配偶者も以前は言っていたのですが、最近は掃除が面倒らしく、あっさり反対派から賛成派にくら替え。
私のなけなしのボーナスは、保険とルンバにはかなく消えた次第です。
ルンバさんと言っても、掃除が完璧ではない。
ルンバさん自身が入っていけない狭い場所は無理だし、四角四面の、なにもない部屋ではない以上、隅々まではやりきれないし、人間様のように、障害物をどかして掃除をする権利を与えられてはおりません。
なので、ルンバさんを使うのではなく、ルンバさんのために、我々が使われる、という一面を受け入れなければならない。
ルンバさんがお仕事をしやすいよう、あらかじめ邪魔になるものはどかしておくとか、誤って巻き込んでしまいそうな小物やケーブルなどは、撤去しておかないとならない。
いわゆる配偶者にも、そこは切々と語ったはずなんですが、なんでやらんかなぁ。
結局、ルンバさんに骨折り頂く前準備は、私の仕事となっております。
そんな中、ルンバさんがいらっしゃったことで迷惑を被っているのが、猫です。
ルンバさんがお仕事をされる日は、私が家を出る前に、ざっとお邪魔になるものを片付けるのですが、猫じゃらしなどもしまわれてしまうので、我が家のこてつ君はしょんぼりです。
先程も、いやに寂しい目で甘えてきたので、なんか体調でも悪いのかと思いましたが、猫じゃらしがしまわれたまんま戻してもらえてなかったようです。うっかりしてました。
お詫びにしばらくドタバタ遊んであげました。
愛用のおもちゃは、常に彼の傍らにあります。