ブログにつける「タグ」が苦手だ。
言葉の選定自体もそうだが、一番の理由は、気兼ねしてしまうからである。
細かな仕組みは知らないが、検索したりソートしたりするのに使う情報なのだろう。つまり、タグというのは、より多くの人に読んでもらうためには、必要であり、有用だと言える。
だが。
例えば私が「新型コロナ対策」などとタグをつければ、もしかしたら、必死になって有益な対策情報を探す人が、私のブログにやってくるかもしれない。
が、おわかりのように、このようなブログである。そこにある情報が、
「まいにち手洗いしてマース」
「アルコール持ち歩いてマース」
などという、私自身の対策だけだとしたら、正直、イラッとするだろう。
この、今この記事もそうだ。
「タグ」「付け方」などとしたら、PVを稼ごうと日夜努力している方々が、うっかり覗きにくるかもしれない。
しかし、内容は、
「いやぁ~気兼ねしちゃうなぁ~」
である。この2分を返せ、と言われても仕方がない。
なので、いつもよりアクセス数が頭抜けて多かったりすると、嬉しいは嬉しいのだが、むしろ、どのへんがうっかりトレンドに引っ掛かってしまったのか、と、そんなことを考えてしまうのである。
タグがよくなかったのか?
タイトルが誤解を呼んだか?
多分、悩むところから間違っている。それはわかっている。
だがしかし、特化ブログというやつでもないのに、何かの情報を求めて訪問してもらうのは、気が引ける。
私のブログで得られるもの。
強いて言えば、私の人柄ぐらいである。