埼玉県は川越まで、ふらっと行って参りました。
午後からだったので、到着してちょっと歩いたらもう夕方。うどんを食べたぐらいで、たいした散策も出来ませんでしたが。
小江戸の名の通り、趣のある町並みの中、目につくのが、着物姿。
女性が多いですが、たまに男性も着ていて、カップルで着物デートしていたりしました。
かつて織物の集積地として栄えたとかで、織物をここで織っていたわけではないようですが、着物、織物を売りにする土壌はあるみたいですね。
川越ですから、室町幕府とか、古河公方とか、そのぐらいから歴史の表舞台にいるわけで、中世からの歴史文化や雰囲気がメインと思っていたのですが。
中世というよりかは近世、さらに言えば「大正ロマン」といった印象を受けました。
たまたまかもしれませんが、店舗のロゴのフォントとか、道行く人の着物の柄とかが、そんなイメージ。
特に、季節柄ですかね、男性が、着物に羽織を重ね、そこに「靴下と靴と散切り頭」という姿、着物の上にコートを着る姿などは、中世や江戸時代というより、明治~昭和初期の文学人のような雰囲気でした。
しっかり時間があれば、私も文豪を気取ってみたかったかなぁ、と、少し思ったのでした。