一人の人の中に同居できるもんなのか、という、一見、絡みがなさそうな趣味があったりしますね。
例えば、僕の、いわゆる配偶者は、今で言うV系の音楽が好きで、彼女が作るメロディに音をつける時にも、そのような要求をされたりします。
まぁ、僕が素人なんで求められるままに作ることは出来ませんけども。
一方で、彼女は今、多肉植物にハマっています。
多肉植物を好む人は老若男女、こぞって多肉植物を「かわいい」と言います。
かわいいのは良いことですが、このワードは「V系」とは相容れないような気がします。
そして、猫が好き。
これも、基本的なワードは「かわいい」ですから、やはり「V系」とは相容れないような気もしますが、猫はまぁ、魔性というか妖艶というか、かわいいだけではない存在感もあったりしますので、まだ許されるか。
だもんで、音楽と多肉植物と猫、一緒くたに趣味やるぞ、ということでロゴを作ったりもしましたが、やはり多肉植物が映る映像にV系サウンドを載せるのは、勇気がいります。
加えて僕の、音楽以外で好きなことと言うと、車です。
まぁ、車はV系でもいけんじゃね?とは思いますが、これも好みの分かれるところです。
僕が自作の音楽を鳴らすのであれば、そこにある絵は、どんな車になるだろう。
いわゆる世間のV系ですと、かっちょええスポーツカー、スーパーカーみたいなのが頭に浮かびますし、そうでなければギラギラしたリムジンとかですかね。
しかし。
僕が好む車、まして、自分の楽曲に重ねるのであれば、クラシックカーがいいなぁ。いわゆる旧車というやつですね。
維持する手間とか費用とか考えると、とても旧車オーナーにはなれませんが、そうだなぁ、70〜80年代の車なんかいいですなぁ。
と、言う風に、自分の中でもなかなか相容れにくいというか。
あ、でもV系は配偶者の趣味だから、僕が好む音ならもしかしたら合うかもですな。最近はもっぱらYoutubeでファンクとかブルースとか聴いてます。アーティスト全然知らないんですけどね。
と、いうぐあいに、それとそれを趣味として持っているとは!という方に、たまにお会いしますが、個人的にはとても美しく見えます。僕もそうありたい、とも思いますが、なんせ新しいものが嫌いで。いわゆる食わず嫌いですな。
誘われた趣味ごとも、結局やらずに来ました。
まぁ、無理に好きになるのはどうかと思うので、これはこれでこうなる宿命だったのでしょうけども。
昔は読書なんかもしたんだけどなぁ。