モノの価値を見極めるのが苦手です。
これ、いくらなら買う?とか。
価値の見極めに似たような作業に、ここ、はてなブログの「スター」という機能があります。
他のSNSなどの、いわゆる「いいね」などと違い、スターの場合は、ひとつの記事に、複数、付与することができます。
それはつまり、1か0か、ではない、定量的な付与が可能なのであり、そこに価値が生まれることになります。
冒頭に書いたように、僕は価値判断が苦手なので、スターの数に迷ってしまいます。なので、いいね、のように、基本はひとつにしています。
世知辛い見方をすれば、このスターは、自分のブログへのリンクでもあるわけですから、たくさんつけて表示される面積を多く占有したほうが、宣伝効果はあるのかもしれません。
たまに駅の地下通路などで見かける、一面全部同じ広告、みたいな感じですね。
はてなブログを閲覧する全ての方が、その価値基準(自ブログの宣伝)でスターをつけたり、見ているのだとしたら、難しい話ではないのだと思います。
しかし、おそらく、僕のブログにスターをつけてくださる方々は、そのような意味を持たせてはおりますまい。
むしろ、僕のブログで言えば、それらの方々が僕のブログを見た、という履歴から、それらの方々の読者さんが僕のブログにたどり着いてくれたりするので、むしろこちらが宣伝してもらっているようなものです。
なので、僕がいただくスターというのは、純粋に応援、とか、同じブロガーとしての励ましとか、そういう感じなのだと思います。ま、たまには文章の内容に共感頂くこともあるのだろうとは思いたいですがね。
なので、ますます、スターというものの価値、というのは、繊細だし、複雑だと思うのですね。
使い方によっては、自分の感情や好悪なども、スターで表現出来てしまうわけですからね。すごく頭のよい人なら、何かしらのメッセージを籠めることすら、出来るのではないでしょうか。
というわけで、個々が個々の価値観をもってスターを使用するので、誤解のもとにもなるだろうし、励みにもなると思います。
僕は、自分が価値基準を持てないため、また、余計なメッセージを持たせないために、基本的にスターをつける時は「ひとつ」を保っています。
ただ、動作がバキバキのスマホのせいで、たまに予期せず2つとか3つとか、ついてしまう時がありますので、それでよく困惑します。
まぁ、それが故意だろうとスマホのせいだろうと、僕の個人的な価値基準での行動に変わりはないので、そこに何か相手の反応を求めるわけではない、という意味では、わざわざこんなことを書く必要はないんですけども。
文章を読んで、泣くほど感動しても、そうでなかったとしても。僕はスマホのミステイクを除き、スターの数は変えないつもりですし、そこには、文章を書く、表現をする、という行動への称賛があるつもりです。
そして、御託を並べずに言うのなら、自分の価値基準に自信がないからで、その都度、適切なスターの数を算出できないからです。
この、スターという機能を用いない方もいらっしゃいますので、あくまでこれは、使っている自分のこと、です。