家計の黄金比、というやつをネットで見かけた。
世帯収入を100%として、何に何%費やすのか、という指標で、黄金比というからには理想とされる割合なのだろう。
家計が火の車である自分としては、どれどれ、そういう視点からも我が家の家計を見てみるか…と思い、さっそくエクセルでざっと出してみた。
まず最初に。
収入に対して占める割合でパーセンテージを出しているので、我が家の家計は、合計すると100%を超える。つまり赤字。そりゃ火の車なわけですわ。いわゆる賞与というやつで赤い部分を相殺していることになるわけだが、そりゃ貯蓄もできんわけです。
さて、特に目立つ「ダメ」な部分を見てみよう。
①家賃
黄金比 25% 我が家 28.5%
つまり、もっと質素な家に住みなさい、ということです。確かに、少し広めの家をチョイスしたのはあります。ただし、敷金礼金更新の費用が不要ということで、常に蓄えのない我が家としては嬉しい待遇でもあります。おかげでネコも飼えております。
②食費
黄金比 14% 我が家 20.4%
これはある程度、わかっておりました。相方(配偶者)が料理大好き、食事の管理は一切やる、とのことだったため、食費などに関しては一任しておりましたが、確かに日々、1品多いなぁ、とか、量がすごいなぁ、とか思っておりました。指摘するとキレられるので言えませんが。この結果を見せたらまたキレるんだろうなぁ。こわいなぁ。
③通信費
黄金比 2% 我が家 8.8% (4.6%)
カッコ書きがあるのは、実家の光回線費用を私が持っているからです。それを入れると8.8%、抜くと4.6%。いずれにせよ、黄金比を倍以上にオーバーしています。来月からは2/3ほどになるので、少しは黄金比に近づくにせよ、それでもまだ足りない。やはり時代は格安スマホか。
④生命保険
黄金比 5% 我が家 11.9%
まさに見直しを進めているところではありますが、相方(配偶者)の保険も併せて考えないといけないかもしれない。しかし、黄金比から算出する保険料では、一定の貯蓄がないと入院費も賄えないことになるのだが…。ま、大丈夫じゃん?みたいなノリで決めてるものなんでしょうか?
⑤交通費
黄金比 2% 我が家 11%
これには自動車維持費用も含みます。自動車を手放せば、黄金比以下に抑えることが出来るのですが…これも、理由あって所持していますので、何とも難しいところ。
他もあらかた黄金比からは逸脱しているのですが、長くなってしまうのでこのへんで。
自分としては、大変参考になりました。黄金比を「理想的な生活スタイル」とするのであれば、我が家の偏りがよく見えてきます。細かく「あれが無駄」「これが無駄」と手当たり次第に節約していくより、大幅に超過している部分の削減を考える方が効率的ですもんね。
日暮れて道遠し、ですがね。
番外編。
⑥ 水道・光熱費
黄金比 7% 我が家 2.8%
なんでか、水道・光熱費は黄金比を下回る結果に。むしろ電気代で相方(配偶者)に文句言ってたぐらいなのに。大きなポイントは、我が家は二人とも、ほとんど湯舟に浸からず、シャワーのみ、というのが大きいかもしれません。
⑦ 交際費
黄金比 2% 我が家 1.3%
交際費が下回ると、なんか孤独感というか、寂しいヤツってイメージがありますね。我が家の引きこもり具合がよくわかると言いますか。今回計上された費用も相方(配偶者)のもので、私はコロナの影響もあり、交際は全くしていないことが発覚。性根が引きこもりなんですよね~。