国民民主党で、前原氏の離反(個人の感想です)があり、大騒ぎになっておりますね。
国民民主の幹事長さんの会見でも取り上げていましたが、前原氏についていった「比例議員」についての非難(もはや批判ではない)がすごい印象です。
確かに、比例選挙では「政党」に票を入れるわけですから、その議員枠は国民民主党にある、と考えるのは妥当でしょう。
ま。政治的な話はいつも通り、致しません。
ただ、政治的なことを考えなくとも、感情論としても、このような行為は支持を失うことになるでしょうね、それら比例議員が。
それらの方、僕は詳しく知らないのですが、二人いらっしゃって、どうやら二人とも小選挙区で負けて、比例で復活したようです。
なので、もともと支持は少ない議員なので、どう動こうと批判はされやすいと言ってしまえばそれまでですが、でも、選挙時に支持をしてくれた人達だって「国民民主党の看板を背負っている彼ら」という風に見ている人が多かったと思います。
どれだけ御託を並べ…いや、素晴らしい意見、理由があろうとも、投票した人からすれば、別にアンタに入れたわけじゃない、たまたまアンタになっただけだ。出ていくのは勝手だが議席は置いてけバカヤロゥ、という感じですかね。
ま。
そういう話をここでダラダラしていてもなんの意味もありません。
この話をネタに持ってきたのは、ゾンビ議員という言葉が気に入ったからです。
小選挙区で敗れ、以前なら議員にはなれなかった人が、比例選挙の名簿にも名前があってまさかの当選、という、まさにゾンビ。
「生き返った人」というニュアンスなのか「死んでいるのに動いている人」という意味に近いのか、ゾンビという存在の定義がよくわからないですが、言い得て妙、というか、よく考えたらひどい言い方でもありますな。
小選挙区で散々な目に遭ってからの比例復活で、それなりに苦労もしているはずなのに、ずいぶんな言われようですよね。
これ、今回の前原新党についていった二人ではなく、自党のために粉骨砕身がんばっている他の比例復活議員も、小選挙区敗北からの比例復活の方は、みんな言われているんですかねぇ。
それとも、やはり「ゾンビ」と言われるには、言われるなりの「何か」があるんでしょうかね。