で。
どういう意味があるのですか?
どういうメリットがあって、どういう効果があるんですか?
某政党による、参議院比例枠の「1年交代」作戦。
申し訳ないのですが、私にはこの作戦の真意が理解できておりません。
与党の足を引っ張るためにやるのか?
現在の選挙制度に一石を投じようとしているのか?
そのほかに、何か深い意味が存在するのか?
何よりも、これをやることによって、国民にはどのような利益があるのか?
政治というのは、国の将来を左右するものですから、綺麗事だけではやれないでしょう。
「国民のための政治」とか「国民が幸せになる国作り」とか、耳障りのいい言葉だけで政治が出来るものではないと思います。
それであっても、建前はそうなのですし、国民に利益があれば、それが支持率で跳ね返ってくるわけですし、少なくとも、間接的であっても国民に対して何かのアピールになるような言動でなければ、意味のないただの「にぎやかし」になってしまう。
いや、そんな小難しい話ではないのだと思います。
政策を実現するには時間がかかるはずです。
声を上げたらすぐに、はい多数決しまーす、というものではないですから、やれ根回しだとか、世論の醸成だとか、色々と準備があるはずです。
ただでさえ野党という立場で、政策の実現には苦労があるはずなのですが、1年単位でコロコロと議員が入れ替わって、何か国民のためになるようなことがあるのでしょうか。自分達の理念を達成するために、どのような助けになるのでしょうか。
もちろん、これは私の個人的感想なので、他の意見もあるでしょう。
ただ、私は、政治という枠を越えて…いや、逆ですね、政治という舞台に上る手前の話だなぁ、と感じましたもので。
かえって、熱心な支持者の支持を失うことにならないよう、一手一手、慎重にやっていただきたいと思うところです。
少なくとも、私という政治素人には、その真意は届かず、かえって不信感が募っただけです。
きっかけとなった辞職した議員さんは、健康面が理由ということなので、まず病の回復に専念するのでしょうが、辞めた後がこれでは、彼にも色々と影響があるんじゃないかと、要らぬ心配がとまりません。