電子媒体には、社外秘の情報や、個人情報が記憶されているから、施錠できる場所に保管をしないとならない。そして、その引き出しやらキャビネットの鍵も、安易に取り出せるところにあってはいけない。
そんなわけで、個人に割り当てられているノートパソコンについては、帰宅の際には、自分のデスクにしまい、施錠します。理由があって持ち帰る場合には、申請をします。
部署の仕事をするのに、部署で管理するパソコンもあるわけですが、それは、施錠されている小部屋の中の、同じく施錠が出来るキャビネットに閉まってあり、その小部屋とキャビネットの鍵は、〇〇さんのデスクに入っています。
ついでに、部署全員のデスクの合鍵も、〇〇さんのデスクにまとまって入っています。
私自身も管理者のような肩書があるので、いざというときはそれらを使えるように、〇〇さんのデスクの合鍵をひとつ、預けられています。ここさえ開けば、なんとかなるわけです。
現在、その〇〇さんが出張で一週間ほど不在。
なので、日常的に使うそれらの鍵は、同じ部署の△△さんのデスクに、出張中は閉まっています。
〇〇さんと△△さんで話がついており、私にもメールでその旨の連絡は来ていました。
で。
通常、仕事をするには、
①自分のデスクを、自分の所持する鍵で開ける
②〇〇さんデスクの鍵を取り出し、〇〇さんデスクの鍵を開ける
③〇〇さんのデスクから、小部屋とキャビネットの鍵を取り出す
④小部屋とキャビネットの鍵を開け、パソコンを取り出す
⑤逆の手順を踏んで、施錠をし、鍵を元の場所に戻す
ということになるわけですが、今は、△△さんのデスクを開けないと、それらの鍵が取り出せないわけです。
整理すると、
私は、自分のデスクと、〇〇さんのデスクの鍵を持っています。
〇〇さんのデスク内には、本人出張中の今はどこの鍵も入っていません。
△△さんのデスクには、小部屋の鍵、キャビネットの鍵、各デスクの合鍵が入っています。
そして、△△さんは、月曜から病欠しています。
あ、詰んだわこれ、と。
どう考えても、私一人では、△△さんの机を開けるスベがない。
△△さんデスクの鍵は△△さんが持っていて、その合鍵が、期間限定で今は△△さんのデスクに入っているわけですから。
なので、小部屋の鍵も、キャビネットの鍵も取り出せない。
つまり、仕事で必要である、部署管理のパソコンが取り出せない。
…なんで私がこんな苦労を一人でやっているのか、腑に落ちません。