kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

ルールと目的。

率直に言うと、ルールを守るの、けっこう苦手です。

 

アウトローってほどじゃないんです。

ただ、100%キッチリ守るというのが苦手。

ルールの求める目的、結果は把握しているので、支障のない範囲で崩してしまう。

 

 

例えば、ビンの牛乳を飲む時には、片手で牛乳を持ち、もう一方の手は腰にあてる、というルールがある。

 

居酒屋でまず一杯目のビールを飲むときには、口元にヒゲ状の泡を残しつつ、ジョッキから口を離したら「プハー」とか「くぅ~」とか言わなければならないルールがある。

 

これらは共に「美味しく飲む」ということと、それをまわりに周知する、という目的がある。また、伝統の様式美というものもある。

 

なので、美味しく飲み、それをまわりにアピール出来れば、別に腰に手を当てなくてもいいじゃん。口にヒゲを残したり、「労働後の一杯!」とか、定型文を発する必要はないじゃん。

 

そういうタチなのです。

まぁ、牛乳とビールのルールは守ってますけども。様式美。

 

 

今、自分の中で問題に思うことは、そんな私が社内で新人研修を担当するポジションにいる、ということだ。

 

 

自覚があります。

私がやる座学研修、かなりザックバランです。

 

もともと現場の人間なので、経験に基づく不幸話は山ほどあります。なので、ルールが求める目的とか成果については熱く語れます。

 

でも、だから手は必ず腰にあてましょうとか、口元に泡を残しましょう、という部分については、なんとなく熱が入らない。

 

 

現場では、やはり無駄な装飾とか工程は要らず、本質だけを求めます。ルール内容に無駄な工程がある、というつもりでもないのですが、「ここポイントね!」の部分にばかり、熱が入ってしまいます。

 

 

まぁ、やる気のないサラリーマン化していますので、それでどう評価されてもよいかな、と。

 

それよりも、新人に信用してもらったり、彼らが実質的な目的の達成ができれば、それでいいか、と考えてしまうので、全く改善の見込み、反省がありません。

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研修する人のイメージ。