1日の始まりは、太陽がのぼり、街が明るくなります。
1日の終わりは、太陽が沈み、街が暗くなります。
それに合わせて、気温が変動します。
厚い雲に覆われた日などは夜明け前からずっと気温が変わらない時もありますし、大気の状態などでは夜になってから気温が上がる時もありますけどね。基本的には明るくなってしばらくしたら気温が上がり、日が傾いてくると気温は下がっていきます。
そして、気温の変化は空気の流れを生みますし、寒暖の空気が入り混じることで湿気が生じます。
湿気が集まって雲になり、雲が雨を降らせます。
つまり。
わざとか?と思うぐらい、通勤時間帯に雨が降る、というのは、道理であるわけです。
なんで狙ったように通勤時間にだけ雨降るんだようっとおしいなぁ、というのも、そもそも自然の摂理がそうなっているからです。
仕方ありません、なんだかんだ言って人類はまだまだ、日の出と共に起きて日没と共に寝る、という体内リズムから脱却できていませんから。
しかし。
ぼちぼち人類も、降雨、というジャンルにおいての「オフピーク通勤」を考えてもよいのかもしれません。
すると、傘を持ち歩く人の割合は減り、忘れ物の傘も少なくなり、駅にお迎えにくる車も減り、タクシー不足も解消します。これが全国区となれば、ちょっとした経済効果が生まれるかもしれません。
あ、でも、傘を買わなくなるとか、ガソリンを使わなくなるとかだから、冷え込む方にばかり影響があるのか。
古来より、僕の知る限りでの雨の対処法は、傘をさすか、レインコートを着るか、諦めて濡れそぼるか、しかありません。
そろそろ、新しい雨との付き合い方が生まれてもいい頃だと思います。
なんとなく、超小型ドローンとかが、雨具革命をもたらしてくれるんじゃないかとか、そんな気がしています。