物価高で、生活保護受給者が苦しい、というニュースを見ました。
わからないこと、疑問があることではありません。
ただ、物価高は、生活保護とか関係なく、誰にでも影響していることなので、だから何、と言わざるを得ない。
仕事をしていても、給料が物価高に合わせて増えるわけではないので、物価高で苦しいのは、生活保護受給者だけじゃないですからね。
私が見たニュースでは、生活保護受給者の言葉で、同じTシャツを5年着ている、とか、靴は3年履いている、とか書いてありましたが。
なんですかね、言わされているんでしょうか。
これが本当に本人からの意見なのだとしたら、そこに「ずれ」を感じてしまいます。
私からすれば、Tシャツを5年着るのは普通で、靴だって3年履くのは珍しくもなく「だから困窮している」につながるとは思えないんですよね。
毎日のように着るスーツやシャツだって、つぶれるまで着ますし、大事に着ればそこそこ持ちます。
毎日Tシャツを着ていたとして、その一枚しかなくて5年着ているなら、すごいな、と思います。
毎日(かどうかはわかりませんが)洗濯もするわけですから、大変ですし、傷みもしますよね。
ローテーションで、週に1〜2度着ているのなら、5年とか普通に持つんじゃないか、と思うんですが。
ちなみに、私がパジャマとしてきている服は、ローテーションはしていますが、全部、10年単位なんですけど。
今、プライベートで履いている靴は、十年ぐらい履いています。
長い時間のなかで、体型的に着れなくなった服はたくさんありますが、着れるものは、5年程度の話ではありません。
前にも、物価高だか受給額の見直しだかで、たまの贅沢で刺身が食べられないだか、ウナギが食えない、みたいな意見がニュースで取り上げられていましたが。
こういった部分は、個々の価値観がありますからね。お金持ちの家に生まれて贅沢をしてきていれば、お寿司が食えない、松阪牛が食えないことが困窮だ、と受け止めるかも知れません。
なんかこう、ニュースにするにしても、バイアスをかけるにしても、万人が納得することを言わせればいいだろうに、なんでこんな微妙なことを言わせるんだろう、と。
案の定、コメント欄には「5年ぐらい普通に着ます」みたいな意見が多々ありました。
この、ニュース記事に出てきた人たちに対してどうこう言うつもりはありませんが、結局人は主観で生きているんだなぁ、というのがよくわかります。この内容で良しとした記者もまた、価値観がそのように偏っているわけですからね。
何かを発信する時は、独りよがりにならないよう気を付けないといけないな、と思わせるお話でした。
