私の勤める会社が、この春から賃上げをしました。
いわゆる春闘のような話ではなく、給与体系の見直しですので、何かしらの改善、改革を見込んでの動きのようです。
とはいえ、みんな賃上げになりますので、不満な人はおりません。
ただ、人数だけは多いうちの会社、果たして人件費の増加分は、どのようにして賄うのだろうか。
(ヒント・完全子会社)
さて。
もともとのうちの会社を知っている私としては、むしろ我々がそんな給料をもらって良いのか、と。
不況ど真ん中の頃にこの額になれば「うおおお」となりますが、今の世間からすれば高いわけじやないし、ニュースで聞こえる、大企業の新卒初任給より安い人はゴロゴロおります。
とはいえ、会社としてはだいぶ思い切った施策です。何がそこまでさせるのだろう、と考えると、否応なく、人材不足、という言葉が見えてきます。
少子高齢化で就労人数自体が減っている中、人気のない職種はとても苦労していますね。
うちの会社も、大半は外に出ての現場仕事ですから、若い人には敬遠されがちです。
また、中途で中高年層を雇おうとしても、現場仕事なので、体力的に、などの理由で、その層からも敬遠されています。
なので、人材不足による給与改定というのは正しいですが、今いる人をつなぎとめる意味合いの方が強そうです。
ただ、今いる面々も、高齢化の波が襲ってきています。
私ですら、20代でこの会社(正確には同業のグループ企業)に飛び込んでいますが、もういいオッサンです。
そして、まわりは飛び込んだあの頃から一緒に仕事している人ばかりです。
少し前にここで書きましたが、だからあの頃に下っ端だった人は、今でも下っ端なんですよね、気持ち的には。
若い人に興味を持ってもらえるほどの給料は出せない。
でも、若返りをしないと、そう長くは持たない。
現場仕事も今すぐは変えられない。
その対策を考えさせられるのが、我々、永遠の下っ端の仕事なのでしょう。
そして、自らの仕事を奪うことになり。
逃げ切りたいものです。
