あくまで私が知っている、聞いている範囲の話ですが。
霊感、というものがありますね。
信じるかどうかは置いといて、そういう概念があります。で、それが本当にあるもの、としての話です。
普段の生活の中の、なんとなく、意識するまでもない現象の中で、霊の存在は我々に認識されている、ということを聞いたことがあります。
例えば、見間違い。
振り向いた時など視界が動いた時、視界の中に一瞬、人がいたように感じる。
えっ?と思って視線をそちらに向けると、たまたま物などがそのように見えただけで、人なんかいなかったりします。
でも、同じような環境下でも、一瞬とはいえ、人に見える場合もあれば、見えない場合もありますね。
物の配置、構成にもよるかもですし、それら配置が個々の記憶を呼ぶトリガーになっているとすれば、個人差がある、のかもしれません。
しかし、人は、認識していなくても感じていて、「そちら」にセンサーを向けると、見つけることが出来たりするようです。
信憑性はわかりませんが、ネット上でよく見かける話で、自宅にいる幽霊の見つけ方、というのがありますね。
細かなことはわかりませんが、目を閉じて、家の中に玄関から入って、全ての部屋をくまなく巡って戻ってくる、という「シミュレーション」を脳内で行う、というやつ。
なんでも、幽霊がいる場合は、このシミュレーションの中で、実際に「出くわす」のだそうです。
個人的には、これを正確にやるには訓練が必要だと思っています。少なくとも、自分のセンサーに偏りや曇りがないようにしておかないとならないでしょうしね。
そもそも、家の中に幽霊がいるかのチェックは、いるかもしれない、という動機があってやるものですから、出だしからバイアスがかかっているわけで。
話が逸れました。
似たような話で、ポルターガイスト現象というのがあります。和訳は騒霊現象でしたっけ。
こっちは物理的なので、よりわかりやすさはあると思いますが、これも結局は受け止め方で、物が動いた時に、何かしらの物理的な圧力が加わって物が動いた、と見るか、霊的な、非科学的な力で動いた、と見るのか。
これらは結局、その人の信条であったり、その時の精神状態だったりに左右されるでしょうし、今の世の中では「気のせい」であることが多いと思います。
でも。
例えば、空気は温度差があると、低い方から高い方へ動くと聞きます。それがいわゆる「風」ですが、掘り下げていくと、気圧の話とかも出てきます。
しかし、ずっと掘り下げていくと、どこかで「なぜそうなるかはわからないが、そうなるのだ」という所に行き着くんだと思うんですね。
人間は、それを解明するために日夜研究しているのだと思いますし、それが解明できたら、宇宙の謎も解けてしまうんじゃないか、とか、そんなことも思ったりはしますが。
つまり、根っこの根っこが、原因や理由はわからない、という領域に達したら、それは、「その現象は幽霊の仕業」と言っているのと、変わりがなくなると思っています。
あ、これは批判をしているわけでなくて、説明する方法論が違うだけだと思う、という話です。
逆に、幽霊というものが科学的に解明されれば、わざわざ説明に幽霊を含める必要はなくなるわけで。
私は、幽霊とか、そういうのをどちらかと言えば信じる側の人間ですので、仮に幽霊が科学的に解明されたとしても、幽霊は幽霊として在り続けるだろう、と思う人です。
むしろ、そちらの世界に興味というか関心もありますし、何より、人として、ロボットのように電池が切れて無に還るより、ロマン、面白味がある話なんじゃないかと思っています。
