若い頃、突発的に困難というか、精神的に負荷がかかることがあっても、勉強だと思ってこらえてきました。
人生勉強ですから、いつ、何歳になっても学ぶことはあると思いますが、精神的負荷の質がいつまでも変わらないのはどういうことか。
ひとつに、自分が成長していない、という受け止め方。だから毎回同じ苦労を繰り返してしまうのだ、と。
もうひとつに、環境が変わっていない、というものがある。
若い頃は色々と「ペーペー」ですから、あれこれ仕事を押し付けられたり、そのやり方がまずくてどやされたり、ということがありましたが。
そういう環境が今もある、ということです。
では、なぜそのような環境が今もあるのか、と言えば、広くは「少子高齢化」があると思います。
若い世代が少なく、育たないまま、硬直した組織図全体が、年齢だけを重ねた、ということです。
なので、20代で下っ端、新人扱いされていた人が、40〜50になっても相変わらず組織の中では下っ端で後輩もおらず、新人扱いされている、と。
まるで、時が止まっているか、のようです。
これはおそらく、人生のメインの時間を、不況と呼ばれる、失われたウン十年に費やした人でないと体感し得ない感覚ではないのかな、と。
新人だ、若手だ、これからの人材だ、といつまでも思っていた人が、ある日、病に倒れて他界されたり、あの人に追いつけ追い越せでやっていた「あの人」が定年で退職したり。
そんな時に、はっと気付かされます。
時は、止まっていない。
自分たちが、そう錯覚していただけだ、と。
ま。
毎年、新卒を採用している大手企業にはない感覚かもしれませんね。
自分が何歳か、わからなくなります。
そして、同じ苦労やストレスの中で、いつまでも生活がループします。
考えようによっちゃ、だいぶ地獄かもしれません。
