今のインフレを考えると、サラリーマンの定期昇給というのは、全く役に立ちませんね。上昇する物価に対してはまさに焼け石に水。
私は、今の会社のことぐらいしかわかりませんが、もともとが、何かの「足し」程度の金額ですからね、定期昇給。
まぁ、これも、昭和な文化なのかもしれませんので、ないよりはよいのでしょうが。
むしろ今は、役職が上がり、明らかに給料の額面が増えて、それでやっとトントンなのかもしれませんね。
不況と呼ばれる期間が長く続き、昇給や安定がなかった時期は、それはそれで重苦しくて嫌な空気でしたが、逆に今の時代は、頑張って出世して収入増やしても、インフレによる物価上昇、消費増大をかろうじて埋めるだけの、どちらかというと追いかける型の昇給になっている気がします。
つまり、働いても頑張っても、暮らしが良くならない、という意味では、あまり変わらない、と。
仮に、不況の頃に養老保険、年金保険を契約し、定年後は月々◯万円が支給される、という老後プランがあったとしても、この◯万円の価値って、今、ぐんぐんと目減りしているってことですよね。
いざもらえる時になったら、チャリンチャリン程度になってしまっていたとすると、人生設計狂いますよね。
インフレ傾向に文句をつけているわけじゃないのですが。
不況、デフレの中で、お金の価値が変わらずにいた時代に長くいた立場として、お金の価値が変わっていく、という価値観を変えていかねばなりません。
お金の価値が、悪い意味で変わらなかったので、いつしかお金の価値を絶対的指標にしてしまっている人は、その概念から変えないと、ですね。
よく、引き合いにでる月給20万とか、時給1000円とか、以前はある種のボーダーラインとして出てきたものですが、今じゃ、ボーダー未満なんでしょうね。
にしても。
年齢と同じだけ稼いで一人前、みたいな時代が再び来るには、まだまだかかりそうですね。
