そもそも、下心があってくっついたと思います。
でも、それってすごく直接的な欲求というか、二番煎じというか、柳の下のドジョウというか。
花咲かじいさんが花を咲かせた灰を、自分も、と、欲深じいさんが掠め取った。そんな印象と重なります。
で、オチまで同じ、というか、オチはもっとエグイのかも知れません。
自分たちが美味しいところをもらえる、と思っていたのに、実際はチューチューと養分を吸われ、自分たちがミイラ化してしまった。
むしろ相手が美味しいところを持っていき、自分たちは相手のための養分でしかなかった。
まぁ、相手方も、そこまでの悪意はなく、うまく共存するつもりだったのでしょうけども、誰とでも同じように共存できるわけではない、ということなんでしょう。前は出来たのに、という思いがあるかもしれない。初めてのことですからね。これで気付きを得たのかもしれない。
倫理的に、というか、感情的に、というか、受け止め方次第では、一種の勧善懲悪ストーリーになっていて、何かの教訓を見出すべきことなのかもしれません。
さて。
でも、養分にされた方はミイラ化はしましたが、逆に、悪い血、濁った血を体外へ排出できた、とも考えられます。
あれですね、昔のじいさんばあさんが、肩がこったらヒルに血を吸わせた、みたいな。
むしろこれで、いわゆる病巣というか、根本原因を排出し、ガラリと変わることが出来たなら、それはそれで、良いことだと思います。
済んでしまったことですから、嘆いても仕方ありませんので、これからをどう有意義にしていくか、を考えるしかありません。
思えば、あの業界は新しい風が吹き込んでいて、色々と様相が変わっている気がします。
これからまたあの頃のような健康体を求めるにしても、元の通り、というのは無理かも知れません。
まるで別人に生まれ変わるのか。自我を捨て、割り切って別人の養分として存在するのか。
いずれにせよ、せっかくだから、よいきっかけに出来たら、と、遠くから見つめていて思っております。
