休みの日とか、予定のない連休なんかで、
「まだ◯時か〜」
と、いわゆる暇を持て余す、という経験をしなくなり、だいぶ経ちます。
私の場合、単純に加齢であり、体内、精神の中での時間の進み方が昔と違うんだと思います。
ですが。
ふと思ったのが、現代の子どもたちは、果たしてかつての私のように「暇を持て余す」ことがあるのかどうか、と。
なんせ、私が子どもの頃と違い、身の回りにあるメディアが豊富です。
各ご家庭の教育方針はあるでしょうが、基本的にスマホ1台あれば、1日ぐらい時間は潰せてしまいます。
友達と都合がつかず、一人で遊べるゲームもなく、本も読んでしまったのしかなく。
ガランとした居間で、頬杖ついて扇風機に「あ〜」と言っているだけで過ごす夏休みというのは、現代にはないのかもしれません。
天井を見つめながら、子どもの頭で生死を考え、そこから壮大な妄想が始まるような時間のつぶし方は、もう絶滅したのかもしれません。
いえね。
あの感覚、贅沢だったなぁ、と。
今も味わいたいものですが、私にはもう無理そうなので。人生まるごと、1分1秒が惜しい。
早く時間が過ぎないかなぁ、とは、まさに子どもの特権ですが。
こんな大人にはならないように。
