自分の時の進み方。
その時の中で生きていられる人はどれだけいるのでしょう。
昔読んだ漫画の、印象に残っているセリフなんですけどね。
今の自分の生き方は、自分の時の進み方ではない、というのは感じています。
では、本来の自分の時の進み方だったらどうなのか、というと、多分、時は止まります。
というより、自分自身の時だけが止まります。
座椅子に座ったまま、何十年と時が過ぎて終焉を迎えるだけだと思います。
これは、性格、とも言えますし、動物として持って生まれた性質のようなものだとも思います。
性質ごとに、時の流れには特徴があり、私のジャンルでは、時が流れない(ように見える)のだろう、と。
漫画でこのセリフを吐くのが誰かは忘れましたが、歴史漫画なので、そこに個人名で登場する時点で、悲惨な末路を辿る脇役であったとしても、英雄気質、突出した能力のある人でしょうから、私なんかとは比べようもない人なんでしょう。
自分のとは違う時の流れの中では、ただそこにいるだけで、流れの圧力を感じ、立っているだけでも力を使います。
この、流れに抵抗するための力がストレスとなり、いい年齢になってくると、体のガタや病気になって現れるんだろうなぁ、と思っています。
それでも、そんなストレスをわかっていながら受け止めて生きていくのが、今のところの、人生、というやつなんでしょう。
