飼い主としては、少しさみしいことではあるんですが。
我が家には2匹の猫がおりますが、兄弟というわけではなく、年齢も出身も違います。
YouTubeを見ていると、まるで家族のように仲の良い猫たちがよく見られますが、我が家の二匹は、さほど仲が良くありません。
たまに追いかけっこをしたりしていますが、基本的にはヒメちゃん(義姉)の気分が乗っている時だけだし、追いかけっこの果てに、こてつ君(義弟)は姉ちゃんの首根っこを捕まえてマウントを取っています。
我々飼い主が望む関係とは少し違います。
寝床もそうで、けして同じ場所では寝ません。
寄り添いあって、互いの毛づくろいをしながら床に就く、ということはまずない。
その多くは、ヒメちゃんの性格によるところが多く、少し気難しいんですよね。だからこそ、前に飼われていたところでも、多頭飼いの末、和を乱す(と飼い主に判断された)ヒメちゃんが保護団体に里子に出されてしまったと。
そこでの多頭飼いも、兄弟ではなかったようなので、もともとヒメちゃんは多頭飼いが好きではないのでしょうが、まぁ、そんな来歴がある。
だから、たまに2匹が仲良さそうに並んでいるとつい写真を撮ってしまうわけですが、その多くは、ヒメちゃんの場所にこてつ君がズカズカとデリカシーなく割り込んできて、ヒメちゃんがじっと耐えている場面です。
我が家も、多頭飼い、ではあるのでしょうかね。
それでも、2匹なので、ヒメちゃんも存分に飼い主に甘えることができるし、こてつ君が鬱陶しいと思いつつも、そこまでストレスをためずに暮らしていると思います。
どちらの猫も、クセ、偏りがあるので、まぁ、このままずっとこうなんでしょうね。
