今、会社で携わる仕事の影響が、自宅でも出てしまっているようで、少し困っています。
今の仕事では、相手が知らないことを言葉にして伝える、ということの難しさに直面しています。
てにおは、から、文章の組み立てから、根本は話の組み立てです。
学がないせいもありますが、経験も乏しいので、いい歳こいてそこらへんを指摘される日々です。
なので、いわゆる配偶者が私に対し、自宅で話す職場の話は、正しく理解しようとすると疑問符がついてしまい、それを聞き返してばかりいると、配偶者が機嫌を損ねてしまう、と。
プライベートでの話ですし、理解しようとしまいとあまり影響のない話でもあり、流していればよいんでしょうけどね。
でも、登場人物の呼び方が変わるとか、場面が変わったことがわからないとか、さすがに仕事でここまで気ままな文章は作りませんが、でも確かに「知らない人」が聞くと、自分なりの言葉って伝わらないんだなぁ、と実感できます。
ま。
私が今いる部署は、お金を稼いでいるわけではなく、このようにひたすら言葉をこねくりまわして、その言葉の裏付けのために現場に踏み入って調査したりしている仕事です。
現場の人間からしたら責任も持たずに悠長なことだ、と感じるかもしれません。
実際、私もそう思っている一人でした。
いわゆる配偶者もおそらくそのような感覚で、細かいことで突っ込む私にイラっとくるんでしょう。
しかし、配偶者の勤める職場はおそらく、私よりも言葉を大切にしないとならない職場だと思いますから、ちょっと心配もしています。
まぁ、私が正解を示せるわけではないのですがね。
とにかく言葉、会話には真摯に向き合ってほしいな、と。