kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

まるで。

それぞれの思惑があることはわかっていますが。

 

どうしてもこのままでは、とある国が次の覇権国として君臨するんじゃないか、という世界線しか想定できません。そのために世界が動いているようにすら感じます。

 

 

その国の影響力はだいぶ前から、日々強大になっていますから、まわりの国からノーマークというわけにはいきませんし、何をするにもその巨体では目立ってしまうので、その野望を隠し切るのも難しいと思いますが、それでも、よく自分を抑えているというか、時が来るまでは水面下で活動し、表向きはだんまりと雌伏するつもりなのだろうと。

 

 

問題は、その「時」がいつなのか、ということですが、それはその他の国が今現在、着々と作り上げるために動いています。

 

また、記憶に微かにある程度の歴史の知識で恐縮ですが、今は、殷王朝の末期のようです。

 

次の時代の王である周王は、ひたすらに黙り、殷王に親を殺されるような暴虐を受けながらも警戒されぬようひたすらに雌伏し、力を蓄えました。

 

 

現代の殷王は、強大であることを自覚し、弱小国へ同盟の見返りに経済的優遇を要求し、公平を欠き、眉をひそめるような外交、政策を繰り返しているように見えます。これもまた、殷王朝の末期に重なるように思います。

 

ただ、それが現代の殷王朝における正しい在り方なのだということも考えられますが、そうすると、もはやその衰退は運命であり、なるべくしてなる、宿命なのかもしれない、とすら思えてしまいます。

 

 

ただ、現代の殷王朝は、これまでもそのようにしてまわりを黙らせてきました。これまた殷王朝と重なるのですが。

 

今回もそのつもりなのでしょうが、知らぬうちにパワーバランスは大きく変わっています。

 

もちろん、現代の殷王朝も、現代の周王の力には気付いていますから、仮想敵国として何かと敵視し、強く当たってはいますが。

 

周王の国は、かつて百戦錬磨、多くの戦術家を生んだ国ですし、広い目で見れば位置関係的には周王朝の後継でありますから、わざと負けて油断させる、ぐらいの戦術、謀略はあるでしょう。

 

 

現代の殷王が、それを見抜けるかどうか、ちょっと不安なんですよね。

 

ただ、本当の殷周合戦と違うのは、現代のいずれの国も、その君主が世襲ではないことですかね。

 

特に現代の殷王朝は、今の王が暴君なだけで、次代の王を、国民が賢明に選べば、滅亡は免れるかもしれない、と思ってみたりもします。