自分は、扱いにくい子どもだったのか。
学校では、担任には懐きませんでした。
高校の頃には不登校になりかけましたが、だからといって担任に助けられた、というような話はなく、ほぼ放置されていたような。
そんなですから、卒業後にも関わりを保った先生というのは当然、いません。
数年前、小学校の頃に1年だけ担任だった先生と飲む場に連れて行かれたことがありましたが、その先生は私のことはあまり印象になかったようで、名前は覚えている、ぐらいでした。
その会では、他に会話することもなく飲み会は終わり。
その先生とまた飲む、という話がこの間ありましが、二つ返事でお断りしました。
私の数少ない、誘ってくれた友人は、その先生とちょくちょく飲んでいるようで、他の先生とも交流があるようですが、私は全くです。
私みたいな子どもには、どう接するのが正解だったのか。
というか、子どもと先生の正しい距離感とはどの程度なのか。
私自身はそういうことを考えずに子ども時代を過ごしました。
担任がどういう人だろうがあまり興味なかったし、何か相談事をするような近しい存在とは思っていなかったので、近づく理由もなく。
今思えば、先生になんでも相談しとけば、今とは違った人生だったんだろうなぁ、と思います。
先生とは勉強を教える人であって、勉強以外のことは関係のない人、と思っていたと思います。
先生も引っ込み思案な私には絡んでこなかったから、そりゃ距離もある。
いや、今までは自分から見た視点でしか考えたことがなかったですが、先生の側からしたら、扱いにくい子どもだったのかな、と、いいオッサンになってから、思ったものですから。