自分が太った、という話を何度か書いていますが。
なんでかなぁ、と、掘り下げて思い返していたところ、ひとつのきっかけに思い当たりました。
私は、夜一食の生活を何十年も続けている不健康者です。
家族が出来てからは、休みの日は家族に合わせていますが、平日は夜一食です。
で、これはよろしくないだろう、ということで、食生活を変えようと思ったんです。
まず、朝、食べるようにします。
そして、朝食べた分を、夕飯から差っ引く。
つまり、1日の摂取量を変えず、一度に食べていた食事量を朝夜の2回に分散しよう、と。
結果的には、これがよくなかったと思います。
もともと、朝を食べないには食べないなりの理由があるわけで。
もうね、朝のパン1枚、米一杯が苦痛で仕方なかった。
腹一杯なのに無理やり食べさせられる感覚ですね。
私の場合、朝は体の至る所が目覚めておりませんので、胃も腸も動いていません。なので、食欲もありません。
喉を通らないものを、無理やり流し込む感じでした。
それでいて、夜の摂取量は減るかというと、言うほど減らない。
朝を食べようが食べるまいが、夜の空腹具合はさほど変わらず、夜の摂取量は減らしてはいましたが、どれほど効果的なレベルで減らせていたか、というと微妙です。
結局、朝食はとても辛かったので数カ月でやめてしまったのですが、あの期間が、あの朝食が、太るきっかけになったと思います。
肌感覚で、こうやりゃいいんじゃね?みたいな感じで始めたのがよくない。いわゆる素人考えの失敗ですね。
夜一食に戻してからは、例えばおかわりをやめるとか、その程度の節食はしていますが、まぁ目に見える効果はないですね。
別アプローチで、通勤時の歩く量を増やそうと試みていますが、夜遅くなったり土砂降りだったりするとサボりますので、毎日継続して実施できていません。
習慣、趣味の中に減量の要素があるといいんですけどね。運動、スポーツが趣味の人には無縁の悩みでしょう。
私はなんせインドアです。やれと言われれば、休日を一部屋内で過ごすことも苦痛ではないです。家から、部屋から出ない。あ、トイレは行きますが。
もともと太りやすい体質ではあります。
そのぶん、戻すのもさほど苦労せず出来た記憶が過去にはあるので(元々以上に痩せるのは出来なかったが)、年齢のせいか、ちっとも痩せなくなったこの体に、焦りばかりが募っていきます。