我が家には、白猫の姫(名前)がおります。
保護猫で、我が家には2歳の時に来たんだっかな。
多頭飼いをされていたのですが、他猫との折り合いが悪く、多数決でこの子がポイされた、というわけです。
そんなわけで、譲渡会の時こそ甘えた声、仕草で一世一代のパフォーマンスを見せましたが、基本はとっつきにくく、ベタベタに懐くことのない子でした。
それでも、たまには抱っこをせがんだりするのですが、抱かれ心地(?)が悪いと、それだけでシャーと威嚇して逃げ出します。
ですが、人に乗るのは基本的に好きらしく、よく配偶者にも乗っかっています。座椅子でくつろいでいる時の胸の上に、両手を広げて覆いかぶさるかのように乗っかっています。
冬の間は、私も毎晩、乗られていました。だいぶ春らしくなってきましたが、それでもまだ明け方は寒いので、乗っているときの方が多い。
この子は、甘えていいか悩むときがあるように見えます。
前の住処で、よほど他猫から邪険にされたのか、それ以上に飼い主が邪魔者扱いしたんじゃないか、という邪推までしてしまいますが。甘えたくても甘えさせてもらえない、我慢しなきゃいけない、みたいなシーンがあったんじゃないかなぁ。
ちなみに、不器用であり、おっちょこちょいでもあります。
ケンカ弱いくせにシャーシャー威嚇してしまう。でも、いざケンカする時は、怖くて目つぶってますからね。
そして、たまにキャットタワーから落ちてきます。
我が家のこてつ君の勢いにおされ、何かと我慢している姫ちゃんですが、最近は甘えん坊の度合いが増してきて、よい傾向です。
遠慮してても損するだけだ、とわかってきたのかもしれません。
なんせ、こてつ君は猫の集団社会経験もないので、そこらへんの空気は読んでくれませんのでね。
どうしても我が家の猫話となると、こてつ君が主になってしまうので、今日は姫ちゃんの話をしてみました。
ネコとワイシャツと多肉。