いわゆる配偶者が多肉植物にハマっているわけですが。
まだ年単位の趣味ではないので、やり方は試行錯誤で、それも結果が見えていない状態。
水やりとか少なくていいみたいだし簡単なのかな、と思いきや、キッチリやるならけっこうコマゴマと品種ごとに注意点があるようですね。
そんな中で、経験がないのでわからない言葉。
「保水力があり水はけの良い土」
僕には矛盾するワードが並んでいるようにしか思えないのですが、実際に携わる人にはわかる感覚なんでしょう。
つぶつぶした土自体は水を含むけど、隙間があるから土に吸収されていない分は水はけがよい。
…と、いう意味なのだろうか。
あと、蒸れに弱いから風通しが良い所で管理、というのも聞きますが、特に手入れせず成長するままにしておいて蒸れてダメになる、というのは、単純に栽培されている品種が弱いんでしょうかね。自然の中に自生している、野生の多肉植物はどうなんでしょうか。
野生の多肉植物も蒸れてダメになるのなら、これはその種の欠陥、ということなのでしょうか。
本来、その植物が自生している原産の地域の環境ではないんでしょうかねぇ。
にしても。
多肉植物の凄さというか、ある意味の怖さとして、その増やし方ですね。
茎をチョンと切って土に挿しておくと、根っこが生えて一個の多肉植物になる。切られた方も再び伸びて葉をつけていく。
葉っぱも、土にパラパラッと蒔いておくと根っこが出て新たな株が育つ。
実生とよばれる、種から育てる以外の上記の増やし方は、つまりクローンなわけですな。
これも、その生物が生き残るためのスベなのでしょうが、人に置き換えて考えることが好きな僕は、ゾワッとしてしまいます。
そして、ちょっとプラナリアという言葉が頭をよぎります。
そんなわけで。
僕の趣味ではないはずですが、休みは夫婦で過ごすことが大半なので、否応なく耳に入ってくる情報が不思議であったり腑に落ちなかったり。
いつか僕も愛でているんですかねぇ。