毎朝、ヘアワックスを使って髪の毛を整えています。
ただ、僕はもともとワックスだとかムースだとかが嫌いで、いや、これら製品が嫌いなのではなく、髪の毛を整える行為が嫌い、というかメンドクサ、と思うタイプなのです。
なので、美容院で髪を切ってもらうにも、要望は「楽な髪型」がマストです。
そんな自分が、まだ半年かそこらですが、毎朝、ワックスを使って髪の毛をいじるようになったのは、他でもない、髪の毛の元気がなくなってきたからです。
おおもとの頭の形がイビツなので、髪の毛がペタッと寝るようになってしまうと、形が大変なことになります。
加えて、生え際の後退もあります。もともとオデコが広いので「あれ!」と久しぶりの友人から言われるほどではないのですが、かつての波打ち際に1〜2本残っている髪の毛をみるたび、あぁ、生え際が引き潮だなぁ、とため息が出ます。
そんなわけで、髪の毛を立たせる、立体的にするために使用していますので、けっこう固めのワックスを使用しています。
それはそれで機能的でよいのですが、表を歩くときなど、風が困りますね。まぁ、風が困る、とか言っていたら生活がてきませんけども。
ワックスで固めている髪の毛は、風に靡くことはなく、ひとつの固体として振る舞います。
先端だけピロピロと風に靡いてくれればよいものを、一切合切グワッと持っていかれますので、風が吹いている瞬間の髪型はすごいですね。
そして、元通りになってくれればよいのですが、なんか、違う形に固まっていたりします。
トイレで、あれ、この髪型のまま歩きましたかワタクシ?と赤面することがあります。
僕は人生の中でワックスを使用した経験はごく少ないので仕方ない、と思っていますが、使い慣れたプロからするとこういうことの対処方法もたゃんとあるのでしょうね。
未熟な自分はとにかく、風に逆らわない、を意識して歩いているのですが、そうすると、斜めに歩くことになるんですよ。
風を受けたい角度と、進みたい方向が一致しないと、斜めに歩くというか、顔だけ斜めに向いているというか。
ま。
自意識の中での話なので、大げさかもしれませんが、少なくともそんなスタンスでそこらへんを歩いております。
結論として、こういう諸々も含め、やっぱり僕は整髪料とは相性悪いなぁ、と、自分のズボラを棚にあげて思っております。
こういう洗面所だとまた気持ちも違うのかな。