kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

神社の話(ただの日記)②。

神社の話の続きです。


最後の一か所は、今の住まいの氏神様(と思っているところ)。

氏神様と思っている理由のひとつが、神社の名称に、住んでいる地名が入っているからです。〇〇神社、とか、〇〇天神、の"〇〇"ですね。ただ、今現在の町名はあくまで現在の行政区に基づくので、はるか昔から、住まいの場所が同じ町名であったとは限らない、と考えると、ちょっと根拠は弱いです。

こちらの神社は、初詣も来たので、全く知らないわけではありません。ただ、初詣以外の”ここ”を知らないので、全くヒトケがなく、静かな佇まいの”ここ”を初めて見たような気がします。


神社に関係する人がたまたまいらっしゃれば、氏神様のことについて聞いてみよう、と思ったのですが、参拝を終えるまで誰一人おらず、帰り際に1人、若者が参拝にきただけでした。若いのに殊勝なことです。

また、参拝する前に、鳥居の前でおばあさんがカバンをごそごそやっていたので、参拝される方だと思い、先に参拝を済ませ、その方も参拝が終わったら氏神様について聞いてみよう、とも思いました。土地の古い人かと思ったからです。

ですが、残念ながら私の早とちりで、その方は参拝には訪れませんでした。


さて。

この神社が氏神様と思い込む根拠は話しましたが、実は、違うかもなぁ、と思う根拠も、ないわけではありません。


というのは、先ほどの地名の他に、住まいとその神社の間には、川が流れているからです。

川のそばに集落は出来、農耕を営むものだと思いますが、同じ川のそばであっても、対岸では”隣村”になるのではないでしょうか。

昔は村々に、祀られる神様がいた、と私は思っているのですが、どうなんでしょう。そう考えると、隣村の神様である可能性が高い。


川を挟まない場所を探ると、徒歩で30分はかかるだろう距離に2~3か所、神社があります。

そちらこそが氏神様かも知れない、とも思うのですが、こちらは逆に、いまいち道がキレイにつながっていないような気もするんですよね。

昔からある道。旧道こそ、かつての村や集落の形を表すと思うのですが、いまいち一体感がないというか。ピンと来ない。


そんなわけで、同程度の根拠があり、同程度に根拠が弱い候補はいくつかあるのです。

・最寄りで旧道もつながっているが、川を挟む神社
・同じ地名を冠する神社だが、川を挟む
・川は挟まないが、距離があり道のつながりも微妙な神社

ちなみに、私はけっこう「直感」とか「インスピレーション」を大事にしたい、と意識している人間ですので、そういう角度からも、他の神社はあまりピンとこない、というのもあります。


さて、川に関してはさきほど考察したので、次は道についての考察です。

想定できることとして、今、私が住んでいるあたりは、おそらく昔は農地だっただろう、ということです。今でもまわりにちらほら農地があります。切り売って切り売って残った、という感じの、どれも正方形をした農地です。

また、住まいの隣の地区には、大きく区画され、大きな施設が幾つかドン、ドンと建っている土地がある(都内での"丁目"一つ分くらい)ので、その中については、かつての旧道の痕跡がわかりません。貫いて向こう側へとつながっていたのか、もとから道などなかったのか。


こういう想像、妄想は、時間が経つのを忘れられるので楽しいのですが、答えがないままいつまでもやっているわけにも行きません。

自力で調べるのであれば、まずは"民俗資料館"などを訪ねる必要がありそうです。ネットでは”これ”という情報には出会えませんでした。土地の歴史がわからないと、答えは出ません。まぁ、そもそも人間と神様では、区画や影響範囲が違うかも知れませんけども。あくまで人間の側から考える、氏神様探し。


そうなると、役所か、図書館ですかね。

いやぁ、これまた足が向かない所だなぁ。

20年近く昔のバイクに、10年以上乗ってます。