今週のお題「変わった」
ここ数年、ということであれば、生活スタイルが大きく変わりました。
新型コロナのせいですね。
より本質的なことや、より重要なことしか行動しなくなりました。
なので、個人の範囲で前向きに受け止めるのであれば、無駄遣いが減ったと思います。
まぁ、そんな個々の“消費減”が集まって、景気後退、不景気へ社会全体が突入したとも言えますが。
安易に買うことで得ていた喜びや快感を、出来る限りプライベートな範囲で代替せざるを得なかったので、窮屈さがあった反面、これでいいじゃん、という気付きを得た人も多いんじゃないのかな、と。
私個人としては、お酒を家で飲むようになったのは大きな変化です。
もともと、お酒が大好きというわけではなく、どちらかというとコミュニケーションのツールとしていた面が強かったので、家ではほとんど飲まなかったのですが。
他人との約束がなく、夫婦で過ごす週末も、以前は外で食事がてら飲むことが多かったのですが、今ではほとんど家になりました。
費用の面からも、これは今後も継続していくだろうと思います。
働き方では、テレワークやフレックスというものが脚光を浴び、一部ではゆり返しが来ているものの、働き方のひとつの形として定着したような感じがします。
同時に、今という時代の、働くということや、お金の生まれ方の再認識につながった気もします。経済の仕組みの変化とも言えましょうか。
体感としてはみんな知っていたはずですが、改めて“パソコンさえあれば出来る仕事”がどれだけ増えたか、という認識につながったと思いますし、それだけ情報、または情報のやり取りが金を生み出しているんだなぁと。
もちろん、新型コロナは、悪い面のほうが圧倒的に多く、そうせざるを得なかった、という、必要は発明の母、という感じでの、新しいスタンダードの誕生が多かったわけですが、これはこれで、ひとつの進化なのでしょう。
終わり方が今ひとつで、来月にはただの流行病として処理が始まります。
多くの人の人生を狂わせたパンデミックでしたが、こうして良くも悪くもひとつの区切りを迎えてみると、なんだかあっけないと感じてしまうのは、よくないのですかね。
そして、そんな異常事態の中、他にも様々な異常事態、変化が生まれているように感じます。
人類が、賢く乗り越えていくことを願っています(他人事)。