kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

他愛のない話。

私の好きなYouTube動画で、国道を走るチャンネルがあります。

好きな人はご存じでしょうが、国道とは書かず「酷道」と書く、みたいな、いわゆる国道指定されているのにひどい道、というのを好んで走る動画です。

そのチャンネルは、無駄に喋らず、ひたすら走行動画の中に、キャプションで道路を走った感じとか、沿線の歴史風土を差し込んでくれるので勉強にもなります。


その方は、関西、東海地方が主なので、私には馴染みのない道ばかりですが、これはこの方の活動範囲によるものなのか、酷道自体がこのエリアに集中し、私が住む地方には少ない、ということなのでしょうかね。

あまり意識はしたことないですが、私が住む地方にだって、ひどい道はあります。

ただ、それが国道指定されているか、というと、わかりません。そんなになかったような気がします。

もし、私の住む地区にも「酷道」があるのなら、この人は喜び勇んでやってきてくれるのかなぁ、とか、そんなことを考えます。


しかし、このチャンネルの醍醐味は、何よりも旅情に駆られるところでしょうか。

酷道というだけあって、そのような道はやはり郊外が多く、緑に囲まれて山越えをする峠道なんかが多い。

ドライブが好きな私としては、こういう道をドライブしたいなぁ、と、ウズウズしてしまいます。

このチャンネル主さんはカメラもやるようで、時々、車を停めては「絶景」を写真に収め、チャンネル内に掲載しています。それがまたイイ。峠からふもとの街並みを撮ったり、遠くに連なる山々を撮ったり。


車で小旅行をするときには、ナビ上でクネクネしている道に好んで進みたがる私ですが、こういう道のドライブも、もうあと何年できるかわかりません。

昔のように「攻める」みたいな走りは既にできませんし、最近は疲れが早く来るようになりました。


でも、ああいう道のドライブは、完全自動運転になってしまったら、まるで遊園地のアトラクションのようにしか感じなくなるんじゃないか。

自分で走るから、現実にある非現実として受け止められる。そんな気がします。


初めて見る景色にワクワクできるうちに。

先へ続く道のワインディングに心躍るうちに。


たくさん走りたいなぁ。

山じゃないですが、いいですなぁ。