二十年以上も前に自作した曲を、今またパソコンでちくちくと入力しています。
曲の雰囲気は壊さず、でも、二十年以上の時を経てオッサンになった私が、この曲をどう形にするのか。
面白い取り組みかな、とは思います。
プロがやれば、あの名曲のリメイクだ!とか、そういう感じで言われる活動ですね。
趣味で作曲やります、とブログで書いてからこれまでに、自作の曲はひとつもやってないんです。
全ては、いわゆる配偶者の過去作か、彼女の現在作であり、自分は過去作、現在作含め、作曲、という行為は行っていません。
DTMに慣れていなくて手が回らない、というのもあります。
それに、おそらくですが、自分は作曲よりも、他人のものに手を加えるのが性に合っているんだと思います。
アレンジャーと言えば聞こえがいいですが、まぁ、そこは素人なので、えぇ。
細かな詰めは、どうしても必要にならないとやれないタチなので、8割〜9割を形にしては、次の曲、みたいなことを続けています。
プロと違い公開の義務、仕上げる期限がないので、やはりこうなってしまうのは、私の性格ゆえです。
で。
とりあえず隙間が出来ていたので、いわゆる配偶者がこれを歌いたい、と、かねてから言っていた、私の過去作を入力しているわけです。
私の過去作の中では1〜2を争うハードロックな曲で、当然、主となる音はギターです。
問題は、歌詞をすっかり忘れてしまったことです。
歌詞は特に時代を反映していたりして、古びてしまったりもしますから、作り直せばよいとも言えます。
が、以前もブログで書いたように、楽曲に載せて、シャウトしてまで訴えたいことというのは、オッサンになるとだいぶ減ってきます。
曲調からも察することができるように、歌詞もなかなかの反骨精神を歌っていたので、それを今の自分が、今の時代に乗せて表現できるのかどうか。ただのオッサンの愚痴になりそうな予感です。
とりあえず、数日考えた上での進捗は、1番のサビまでも届いておりません。