ラップ音ってご存知ですか?
部屋の中などで、いきなり音が鳴る、というやつです。
よく、木が折れるような、パシッとかピシッと言った音、というのを話ではよく聞きます。
まぁ、科学的に色々と分析されたりしていますので、それが本当に怪異な現象なのかどうか、というのは、個々の受け止め方によるのでしょう。
先日、いわゆる配偶者が、ラップ音だと騒いでいたので、ちょっと書き留めてみました。
いわゆる配偶者の言うラップ音は、お風呂場で発生し、風呂桶のフタの上に、何かが乗ったような、ドンという音がした、というのです。
いわゆる配偶者がちょうど風呂場におり、まさに目の前で音が鳴った、ということになります。
聞き取りをすると、風呂場のドアは開けていて、もう上がる直前だったらしいのですが。我が家の猫が、風呂場に入り込みたくてダッシュして向かってきたので、あわててドアを閉めた、その直後だったとのことです。
科学的に分析するには情報が少ないので、なんとも言えません。フタが鳴る何かの要素が見当たらない。例えばその時、私は居間にいたのですが、突き上げるような地震があったということもなく。
何か、フタが鳴る、物が乗る、落ちるとか、フタ自体が浮く、みたいなことがない。
強いて言えば、上がる直前でドアを開けていたとのことなので、室内の気温の変化はあったかもしれません。それと、湿度ですかね。
また、急いでドアを閉めたことによる空気の圧とでも言いますか。そういうのもあったかもしれません。
ただ、プラスチック製の、けして高そうではないフタですし、同じシチュエーションは何度もあったので、それでドン、という音は、ちょっと
想像しにくい。
なので、答えは明らかです。
猫の、念、思いです。
猫はおそらく、風呂場に飛び込み、風呂のフタの上にオラァッと飛び乗りたかったのではないかと。
その思いだけが、ドアを突き抜けて、部屋に侵入した。
実際の猫は、目の前でドアを閉められて
「あ(´・ω・`)」
みたいになっていたと思います。
猫にとっては、よくある言葉で「残念」なことであるわけです。
残念、つまり、念が残る。
その、念だけが止まることなくお風呂場に入り込み、フタを鳴らした。
ただし、これも、後にも先にも初めてなので、妄想にしても、なんの裏付けも根拠もないわけですが。
こういう発想は、面白いし、役にも立つと思うんですよね。
残念なことは、念が残る。
念が残るということは、わかりやすい解釈をすれば、それによる逆恨みとか、そういう感情が生まれやすくなるということと言えます。
だから、残念なことはなくせないにしても、いたずら半分や悪意をもって、わざと残念が発生するようなことは避けるほうがいいのではないかと。
うちの猫、なにげに念が、感情が強いのかな、と、そのように受け止めております。