kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

はてなブログ「今週のお題」

今週のお題「マイルーティン」


朝、無駄に早起きをすることだろうか。

出勤時間やその日の予定などで、朝起きる時間を逆算して求めるものだが、そこに、一時間プラスして、早く起きるよう心がけている。


その一時間に「マイルーティン」があるわけだが、別に何をするわけじゃない。

むしろ、何もしない一時間である。


私は、寝起きが悪い。

不機嫌とか、そういうのではなく、とにかくスロースターターというか、活動を始めるのが遅い。

なので、ちゃんと逆算して起きても、だいたい、無為に過ごす時間があって、段取りが押してしまうのである。


眠いとか、体が重いとか、言葉にすれば色んな症状が出てくるが、結局これは私の体質で、寝ても起きてもいない、という、本当の空白時間が発生してしまうのである。

寝不足なんだろうとか、起きるタイミングが悪いんだろうとか、色々と仮説をたてて試みたこともあったが、結局、そういう答えになった。


だったらその一時間、寝ていたい、などと言われることもあるが、そうじゃない。

寝不足であったとしても、睡眠時間を増やせば解決するものではなく、この、寝ても起きてもいない時間を確保することこそが、私の体には一番大切なのである。


なので、そこに答えが行き着いてからは、可能な限り、余計な一時間を加算して、早く起きるようにしている。


具体的には、とりあえず、布団からは出る。

そして、リビングへ移動し、お茶かコーヒーだけは準備して、あとはダラっと横たわりながら、見るでもなくYou Tubeを流していたり、ボケーッとしながら意識を亜空間に飛ばしたりしている。


最初のうちは、起きているよりかは、寝ている側に近いのだが、それがだんだんに入れ替わっていって、そのうち、ダラっとしながらも頭で今日の予定とか仕事のことを考えるようになり、時にはブログのネタを思いついてスマホで書き始めたりなんかもする。

こうして、徐々に起きていく、というのが、私には一番よいようだ。


子供の頃、起きてからもウダウダしてて親に怒られたことのある方、今現在、そんな子供を叱る側の方もいるかもしれない。

私もその手の子どもだったわけだが、もしかしたら、解決策はここにあるかもしれない。


起きてすぐに活動するよう叱咤したり仕向けたりするのではなく、ダラダラする時間をプラスして設けてしまう。そのぶん、前倒しで布団から出るのである。


まぁ、それに付き合わされる家族はたまったもんではないので、考え方のひとつとして、私自身をひとつのサンプルとして、お知らせしておく。


私自身は、こんな自分に長年付き合い、やっと見つけ出した答えだったが、当然、加齢を加味せねばならない。

子どもは雨後のタケノコみたいなもので、エネルギーを費やす先から消費の仕方まで、今の私とは違うだろう。

だから、私も、答えを探すうちに体が萎れてきた、というのもあるかもしれない。


とにかく。

一時間早く起きて、寝ても起きてもいない時間を過ごす。


これが私のマイルーティンのひとつである。