私の遺伝子を継ぐ女性、つまり娘だが、終業式を翌日に控え、学級閉鎖になったそうだ。
まぁ、終業式の日は授業をするわけでもないし、わざわざ集まってリスクを高めるぐらいなら、これもひとつの手ではあろう。
ただ、私の中の懸念としては、終業式の日は、色々と荷物を持ち帰らねばならないという記憶があるのだが、思いがけず一日短縮されたら、最終日の持ち帰る荷物が大変なことになりやしないか。
そんなことを娘に尋ねたら、計画的に持ち帰っているから問題ない、とのことだった。
ふむ。
私の遺伝子を継いでいるにしてはえらいではないか。
まぁ、中学生なので、小学校の頃に比べると、学校に置いているものもそんなに多くないのかもしれないが、それにしても、最後の日、というのは、たいてい荷物だらけだった記憶がある。
そんなわけで、娘は既に父を超えた。
これからは、成長すればするほど、大人に近づけば近づくほど、父の化けの皮が剥がれてゆくんだろうなぁ。