kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

つぶやき。

北風と太陽、という童話をご存知だろう。

 

旅人の上着を脱がせる勝負を挑んだ北風だが、太陽に完敗する。

 

 

今、起きている戦争、まるで北風と太陽のように思える。

 

NATO入りを拒むため、力を見せつけて脅しをかけた北風。結果はまだ出ていないが、先んじて、同じように中立していた国々がこぞってNATOに靡いてしまった。

今まさに侵略されている国も、襟口をしっかり掴んで、けして上着を剥ぎ取られないように頑張っている。

 

むしろ自分の行動で、緩衝地帯を失い、海への航路を失い、NATOをより大きくしてしまうことになったわけだ。

 

 

この先はもはや、北風の意地でしかないのではないか。

 

こいつの上着だけは剥ぎ取ってやる。

 

剥ぎ取った後のことは考えていないような、ただただ、メンツとか、そういうものの為に戦っているようで、つまりは内に籠もって自分しか見ていないように思えるのだ。

 

まして、このウクライナという国は、様々な国際的思惑はあったにせよ、結果的には、世界のために核を放棄した国だ。核で脅しをかける外交をしている「北風」にとっては、二重の皮肉だ。

 

 

 

戦争がどういう結末にたどり着くにせよ、戦後の「北風」は、世界に居場所はあるのだろうか。