kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

日本。

ロシア・ウクライナ戦争が長期化しています。

 

人道的な話は、各所で専門家をはじめ、あらゆる方々がされていますので、ここでは書きません。

 

一方で、賑わっている界隈として、国際情勢や、軍事を取り扱ったブログや動画があります。

 

特に軍事ともなると、軍事大国の本格的な侵攻というのは、現代では希少な出来事ですから、多くの方が注目しているでしょうし、いやらしい見方をすれば、テーマとして取り上げることで、ページビューや視聴回数を稼ぐには絶好のタイミングともなっているのでしょう。

 

また、東欧ということで、多くの国が地続きで密集するような場所が舞台なだけに、まるで戦国時代のように各国の思惑が乱れ飛んでいて、外交・国際情勢としても注目されていると思います。

 

 

過去の、好戦的な時代を経て、現代はどちらかというと厭戦的なムードが世界を支配していると思っています。

 

今回の戦争で目を覚ましたような国の反応もあり、世界全体で、パワーのリバランスに向けた引き金になっていくのでしょうか。

 

 

私が一人思うに、日本が世界の真ん中で活躍できるのって、そう長くないと思うんです。

人口減少により生産力は落ちますし、少子高齢化により、見かけの人口よりも稼がない国になっていくと思います。

 

軍事力、という意味ではもとから除外されてしまいますが、経済力などでも、どんどん追い抜かれていく。

 

歴史で見ると、日本が世界に向けて輝きを放ったのは、ほんの短い期間、ということになります。

 

 

地政学的には、おそらくは重要視され続けますでしょうけど、それはまさに不沈空母としてであって、また、それは現在のパワーバランスが保たれている限りかもしれません。

 

西側勢力が衰えれば、地図的には、そうではない勢力側に塗りつぶされてしまっているほうがしっくり来る位置関係だと思います。

 

大国に翻弄され、何も言えず、国土は疲弊し、常に代理戦争の場と化す。

 

いつか、どこかの国のどこかの家庭で、お母さんが子供に、

 

「昔、日本という国があってね。ちっちゃな島国なのに、世界で二番目の経済大国だったこともあるんだよ」

 

などと語られる時が来るのかもしれません。