kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

はてなブログ「今週のお題」

今週のお題「好きな街」


静かなところがいいよね。

生まれ育ちの住環境が、上下6車線の国道と県道、複線の鉄道に囲まれた地域だったので、静かな時がないところだった、というのもある。
だから時折でいいんで、シン、とするような町がいいかなぁ。

でも、こういうのって「隣の芝生は青い」とか「隣の花は赤い」とか、その環境に住んでいる人からすれば、長所でもなんでもなかったりするよね。

だって、そのぶん、コンビニは徒歩圏内にいくつもあるし、ターミナル駅に出るのも電車で数十分だし、静かな環境よりも、そういう利便性を求める人だっていると思うから。


あとは、風のある街がいいよね。

ビル風ばかりだとちょっと困るけど、街の中を風が抜けていかないと、なんていうか、淀むよね。
風水っぽい言い方になるけど、そうすると、陰気がたまるっていうか。


陰気つながりで言えば、やはり街の景色に陰気が漂っているのは、ちょっと嫌かな。
ただ、そこに陰気を感じるとかは、人によって差があるだろうから、あくまで、僕の感覚で、ということになるけれど。
風もそうだし、一日中、日が差さない場所とか、あまり心地よくない臭いがずっと漂っているとか。


あとは、そこに住む人以上に、街を利用する人達が作り上げるイメージというか、雰囲気があると思うんだよね。
たまに、駐車場が吹き溜まりになっていて、すごくゴミが集まっていたりするところがあるけど、そういうのって、なんか殺風景というか、殺伐とした感じがしちゃうから、あまり住みたいとは感じないかなぁ。
多分、街に住む人は意識してると思うんだけど、外来者はその街への愛着がないし、それでさらに常識がなければ、ポイポイゴミを投げ捨てていくと思うんだよね。変な話だけど、そういう人たちがそこに残していく負のオーラっていうか、そういうのもゴミと一緒に吹き溜まってそうでね。


住みたい街ってテーマなのに、住みたくない街の話ばかりしちゃってるな。


度合いはあるけど、坂道は好きかな。
坂道がある景色っていい。幼少の頃、僅か1年ほどだけど、住んだ街には坂道が多かった。坂道だらけだと困るんだけど、高台から、坂道が下っていって、また向こうの高台に上っていって。それがこちらの高台から一望できると、なんかゾクゾクしちゃうんだよね。ほんと、物心がつくかつかないか、の頃の話なんだけど、景色は鮮明に覚えていてね。


あとは、しゃれた歩道かな。
すごくおしゃれじゃなくていいんだけどね。おしゃれにしたかった、ぐらいで。歩道がただのコンクリじゃなくて、ちょっとブロックのようなものが敷いてあって、なんか教習所でもらう交通安全の本の挿絵に載ってそうな歩道ね。パターンによっては並木道になってたりとかしてね。
ただ、バンバン交通量が多い街の中心、というのではなくて、住宅街の中にひっそりとある感じがいいかな。


でも、結局は、そういう街があったとして、住めるかどうか、というのは、いわゆるお金との相談になるよね。
それに、実家を継がないといけないとか、そういう縛りがある人は、求めても叶わないことでもある。実家に戻るまでにそういう街を堪能するか、そもそも生まれ育った街が大好きであれば、悩まなくて済むんだけどね。


僕は、実家のある街は、好きです。うるさいけどね。
愛着、というのが、好きである一番強い要素だと思うんだけど。でも、今まで住んだことがある街と比べても、平均的に一番しっくりくると思ってる。

違う場所に住んでいても、地元民なんだろうな。

再掲。実は幼少の頃に住んだ街。仕事で訪れました