kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

車の思い出。

まず、右か左かを決めます。

コイントスでもいいし、サイコロでもいい。

 

次に、スタート地点を決めます。

これは、気分かな。どこに、どの向きで、まで決めるとよいでしょう。

 

そうしたら、スタート地点まで車で移動します。

 

向きなどもちゃんと揃えた上で、いよいよスタートです。

 

走り始めたら、最初の交差点を、先ほど定めた方向へ曲がります。

 

曲がったら、次の交差点で、今度は反対の向きに曲がります。

 

これを、延々と繰り返します。

 

 

若い頃、よくやった「あてのないドライブ」の手法です。

 

隣県の奥深くまで行ってしまうこともあるし、10分ぐらいで元の場所に戻ってしまうこともある。

 

危ないので、一定のルールは必要です。

私は、信号のある交差点で、曲がるべき方向へ曲がることが可能な交差点限定でやっておりました。

 

できれば、豊富に時間がある時がよいです。

いつか、元の場所へ帰るんじゃないか、という期待を込めながら、どんどん奥地に行きますので。

 

問題は、飽きてから帰るまでに時間がかかることです。

最初のうちは、思いがけない知らない土地などを走るので楽しいのですが、知っているところに出てしまったりして、そこからは知っているところばっかりだったりすると、どんどん飽きてきます。

でも、飽きた頃にはけっこう自宅からは離れていて、そこから帰るのが億劫になったりします。

 

無駄をしてましたね。

あの頃は、残された時間とか、意識したことなかったですもん。

 

ガソリンも安かった。

レギュラーならリッター2桁円でしたからね。一晩で2回給油したりとか、平和な時代だったなぁ。

 

まぁ、一人でやるってことも少なくて、だいたい友達と暇潰しでやっていましたし、運転しながら青春真っ只中な会話をしていたもんです。

 

夜通し作曲して、大作(自分の中で)ができた時には、時間に構わず、車を駆ってメンバーの家に急いだものです。

若者が、海からのぼる朝日を見ながら新作を聴く。青春ですな。

 

 

もう、何年もそんなドライブはしていません。

目的がないと運転が出来ない体になってしまいました。

小さい頃から車が好きで、どれだけ歳を取っても、車に乗るのが楽しくてしょうがない。

そんなオジサンになるのかと思ってましたが、案外、そうでもなくて意外です。

 

気持ちにゆとりができたら、正月休みにでも、懐かしの「右左ドライブ」でもしてみようか。

 

そんな気持ちになったので、記しておきました。 

f:id:KE-KE:20211108210355j:plain